2016年10月1日土曜日

上質の硫黄泉、充実の施設で癒しのひととき-霧島国際ホテル

鹿児島滞在時、どうしても足が向いてしまうのは珍湯であったり、源泉かけ流しだったり、静かな宿だったり。そういえば大きな施設に行っていないな…と思い、先日霧島を訪れた際は「霧島国際ホテル」に立ち寄り湯しました。

お目当てはかけ流しの白濁硫黄泉と、温泉泥を使った泥パック。両方とも露天の施設です。
内湯は適当でいいだろ…と流すつもりでおりましたが、これがまた楽しい。広い浴槽(もちろん硫黄泉)、歩行湯、寝湯、うたせ湯、蒸し風呂、岩盤浴…!

歩行湯は、窓際にある長細い浴槽が4分割されており、温泉、水、温泉、水と歩くうちに交互に浸かれる造り。底は玉砂利が埋め込まれており、こりゃあ血行促進に効くな…と思いました。工夫されています。

蒸し風呂は日本古来の、温泉蒸気を利用した木造りのもの。熱すぎずいつまでも入っていられて、ヤバい。

寝湯は腰~おしりの丁度良いところに石枕があって、これのおかげで身体がズレていくのを気にせず浸かっていられます。

岩盤浴は、これ他のホテルでもやればいいのにと思った。ミストサウナなどによくある腰掛けるタイプで、背、お尻、ふくらはぎに当たるよう岩盤が取り付けてあります。座ってじんわりと温まる事ができて、これもいつまでも入っていそうでヤバい。

温泉が売りのホテルと聞いてはいましたが、これほどとは。
泊まったらホテルから一歩も出ずに堪能しそうです。

肝心の露天風呂は、和洋折衷のログハウスのような屋根が大きくかかり、雨の日や日差しが強い時にも安心して入れるようになっています。湯舟は緑に囲まれた庭園の方へ続いていまして、その景色を眺めながらゆっくり浸かっていられます。不思議な事にログハウス屋根が、こうした景色を邪魔していないのですよね…お上手な造りです。
お湯は文句なしの白濁硫黄泉。寒い季節にはいつまでも入っていられます。

別館にも大きな露天風呂がありますが、今回は時間の都合上、これら本館のお風呂のみ。それでも存分に楽しめたので後悔はありません。
うん、次は泊まりにこよう。