2017年3月26日日曜日

ふるさと納税メモ(グルメ)

コスメを調べたあと、やはり今年はふるさと納税でおトクな目に合おう(そろそろ規制が始まるかもだし)と、今度はグルメも見てみました…が。
いかんせん数が多い!多すぎる!!
なので馴染みがあって美味しいものが多い大分県から…とまず国東市を調べると…駄目だここ単独で美味しいモノ、欲しいモノが多すぎる。しかも10000円寄付での品目数すごい。
次に佐伯市を見ると…ここも海産物がどれもアカン。欲しいモン多すぎ。

他県の自治体を調べても同様。
これはもう、馴染みやご縁のある自治体に絞るしかないのでしょうね…

てな訳で、今日気になった品々のメモメモ。

・大分県国東市 勇ちゃんからあげ
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/44214/65167
私この店のから揚げ、大好きなんです。揚げたては本当に美味しくて…!
まさかふるさと納税でチョイスできるとは。
通販もしているお店ですが、こちらで頼むのも良いかも。10000円で1.5kgが貰えます。

・大分県国東市 太刀魚の蒲焼き
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/44214/78378
「銀たち」の名でブランド化されている大分県の太刀魚。実は漁獲高が全国トップクラスです。国東市の港にもよく揚がります。
私が大分に居た10年前は、ブランド化の試行錯誤の最中のようでした。
道の駅で「太刀魚で蒲焼きを作ってみました!」と書かれた太刀魚重を食べて、感激した事を憶えています。身の柔らかい太刀魚をよくぞこんな美味しく!と。
それが市外で食べられるのは嬉しい。
10000円で5枚分もらえます。

・大分県佐伯市 緋扇貝
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/44205/211608
殻のあまりのカラフルさに、口に入れて良いものか一瞬躊躇いますが、ホタテのような感じの貝です。美味しいです。
食べた後の貝殻で色々作っても楽しい。
これも関東では食べられないので、ふるさと納税で欲しいな~と思ってしまいます。
10000円で18枚貰えます。

・石川県白山市 白山菊酒B
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/17210/151064
純米酒の加州菊姫と、特別本醸造の天狗舞あげ潮の、それぞれ四合瓶のセットです。
10000円でこれが貰えるのは本当に嬉しい…!
白山市では他に手取川なども貰える組み合わせを出しています。
30000円で四合瓶5本の飲み比べセットも気になるなあ。

・千葉県いすみ市 アフス新酒古酒セット
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/12238/135578
酒が続きますが(^^;)
木戸泉、古今を飛び越してよもやアフスを出すとか…!
(てかいつから片仮名になったんだ)
と思ったら、30000円欄に古今もありました。
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/12238/15378
どちらも文句なしに美味しいお酒。
30000円で古今四合瓶2本って…かなりお得だよな…



2017年3月10日金曜日

屋久島に行ってきました-縄文杉登山(後編・大株歩道登山)

さて3時間の行程を経て、やっとたどり着いた登山道、大株歩道入口。
ここに着くまでひたすら歩いたトロッコ道は、長くとも平坦で道に迷う事はありませんでした。
ここからは別世界となります…


入口の階段を登ると一気に山の雰囲気。やっと「登山」だ!とワクワクしながら進みます。


はい、こちら登山道です。


これも登山道です(木の間)。


決して道を間違えて、山に入り込んでしまった訳ではありません。
誰かが「縄文杉なんて迷わないよ!」と言っていましたが、それはオンシーズンの話なのでは…
周囲に人はいない(おそらく日帰り客は私が最後尾)ので、自分で道を判断して進みます。目印の赤紐や、人が踏み固めたあとを進むと、登山道(どうでもいいが大株「歩道」なんて名前付けないでほしい)として整えられた木道が途切れ途切れで現れます。
気をつけていても、たまに「あれっ?」とわからなくなりました。特に帰り道。


トロッコ道に飽き飽きしていた私は、こうした起伏に富んだルートが楽しくて、疲れも忘れて進みます。


40分ほど登ると翁杉に到着です。
縄文杉に次ぐ大きな杉で、樹齢約2000年でしたが、残念ながら2010年に倒れてしまいました。
翁杉から先は、登山道が比較的整備されています。


登山道に入ると、ところどころ雪が残っていました。
実はこの10日ほど前、屋久島を寒波が襲い、結構な積雪がありました。
数日前に登った方々が、登山道の雪を除けてくださったとのこと。とても有難いです。
雨なら雨具でしのいでしまうけど、雪山登山はさすがに無理、と気をもんでいたのです。
念のためレンタルショップでゴムスパイク(自然保護のためチェーンスパイクは使用禁止)を借りていましたが、出番無くて済みました。


10分ほどで次のポイント、ウィルソン株に到着です。
とても大きな杉でしたが、それ故に16世紀に伐採、木材にされました。
ちなみに屋久島の木材は島津家の重要な資産とされ、江戸時代には年貢として納められてた歴史があります。この辺りの歴史については、屋久杉自然館で学ぶ事ができます。
400年以上前にここまで伐採しに来たのか!と驚きました。


ウィルソン株といえば、例のアレの写真です。
祠が祀られている切り株内に失礼して…


試行錯誤の末、綺麗に撮れました♪
こんな形に見えるなんて、不思議ですよねえ。
株の中は湧き水が流れていて、ハートよりもその様子に心惹かれました。


ウィルソン株を過ぎると、苦行の再開です。木道や階段が整備されていますが、結構登っていくのです。これがキツい。


深い森の中で、陽の光がサッと入る様子は、何とも言えず美しい光景でした。
独りで味わえる景色や静寂、何という贅沢な時間でしょうか。


途中、このように行き違えるところがありました。
確かにこの登りだと、ペースの違う人たちがそれぞれ進みやすくするためには、こうした場所がないと危ないですよね。
オンシーズンは激コミになるのでしょうね…


1時間ほど登って見えてきた大王杉。
とても大きくて、これが縄文杉って言われても素直に信じるなあと思いました。
樹齢は3000年と考えられていて、やもすると縄文杉よりも古いかもしれません。
いずれにしても縄文時代からこの地に生きている杉の木です。


この辺りに来ると、渓流はもう見えてきません。
写真のように木々の根に水が流れて溜まる、という感じ。
ホンマもんの源流です。大事な景色。


大王杉を過ぎて、夫婦杉を過ぎて、この辺りはもう登ることしか考えられず、あまり写真を撮っていません。
ちょうど下山する方々とすれ違う時間帯で、「あと少し」「がんばれ」と声をかけて頂くのですが、その少しがとても遠い。
縄文杉の展望台までがこれまた急な階段でして、ここまで来てこれか!と一気に疲れましたが、すれ違った方に「ここまで来たら本当にあと少し!頑張って!」と声をかけて頂き、気力が回復!無事にゴールにたどり着く事ができました。


この時、上方にあるもう一つの展望デッキは補修中で入れませんでした。
下から見上げるかたちでもじゅうぶん。
写真だと小さく見えますが、保護のためにすぐそばまで寄れないからなのです。
幹回りは16m程度。とても大きな杉でした。


さて、登ったからには降りなくてはなりません。
しかも時間制限付き。
縄文杉を13時前に出発し、ひたすら戻ります。
念のため持ってきたストックがとても役に立ちました。勿論ゴムを履かせて使いましたよ。


縄文杉の周りまで来ると、何というか森が素晴らしい。
いつまでも過ごしていたくなります。
縄文杉から15分ほど登ると、高塚小屋という山小屋(本当に小屋だけ)があります。今度登る時はここでの一泊を是非考えよう、と思いました。

歩いて歩いて、登山口駐車場に着いたのは17時半!
何とか陽が沈みきる前に戻る事ができました。

この日の夜と翌日は、身体がバッキバキ…!
ホテルの温泉とマッサージが無ければ、帰れなかったかもしれません。



2017年3月6日月曜日

屋久島に行ってきました-縄文杉登山(前編・トロッコ軌道トレッキング)

屋久島旅のいちばんの目的は、縄文杉までのトレッキングでした。
私は中学生まで、父に北アルプスや八ヶ岳などに連れていかれており、成人してからも1000~2000mクラスの山をちょこちょこ登っていました。
今回の縄文杉は久々の登山、歩く時間も長いけど、「トレッキング」っていうくらいだから大丈夫だろう…という心持ちで、それでも道具類はしっかり準備して臨みました。
結果、あれはもう登山です…トレッキングなんて横文字使っちゃ駄目ですよ…縄文杉登山で良いではないですか。ブランク明けに行くところではなかった、というのが正直な感想です。
それでも普段では決して見ることのできない、山々の深い景色に包まれての登山は素晴らしい時間でした。
そんな縄文杉登山の思い出です。


朝は6時過ぎにホテルを出発。事前に予約したお弁当をフロントで受取ります。朝ごはんと昼ごはんで2個ありました。


オフシーズンは、登山口までのバスはありません。途中のバス停から歩くなんてのも到底ムリ。ですのでレンタカーで向かいます。尾之間から登山口までは1時間ちょっとでしょうか。中々のウネウネ道を通り、写真の登山口に到着です。
夏には行列ができるくらい人気の縄文杉登山ですが、2月終わりのこの日は私を含め12~13組くらいしかいませんでした。


登山口にはとても綺麗なトイレや更衣室が備わっています。ここで準備をしっかり整え、いざ出発。


登山届を提出するボックスがありますが、事前に観光協会などに提出する事も可能です。私は前日に済ませました。
入口には、「登山口スタートは朝7時まで」と注意書きがあります。全行程で10時間かかるので、これは厳守です。


トロッコ軌道を歩いて、渓流沿いの森の中へ…


途中こんな風に川を渡ります。最初はとても怖かったのですが、何回もこうした場所が出てくるので、途中から感覚がマヒしました。かえって怖い?


トロッコ軌道を、とにかくまっすぐ進みます…
私だけかもしれませんが、このトロッコ道、足首を固めるタイプのガッツリ登山靴だと歩きにくいです。枕木に歩幅が合わせづらいのです。
この道は2時間半、往復で5時間弱のお付き合いになるので、滑りにくいスニーカーのほうが足が疲れないかもしれません。


橋で下流方向を見ると、結構歩いてきたなあと感慨深くなりますが、登山口までまだ半分以上の距離があります…この辺りでスマホの電波とはお別れです。


トロッコ道の脇で、このように水がしみ出て流れるところをよく目にしました。


この頃7時半くらいでしょうか。やっと山の尾根から太陽が昇ってきました。


トロッコ軌道ツライ!と音を上げはじめたところで、最初の通過ポイントである小杉谷学校前に到着しました。
最盛期には130戸あまりの集落があったなんて、にわかには信じられません。
屋久島出身の知人が「子どもの頃はトロッコに乗せてもらったよ」と言っていたのを思い出し、重要な交通手段だったんだろうなあ…と往時をしのびました。
(ちなみにトロッコ軌道は現在も現役で、杉の切り出し時に使用されています)
ここで朝ごはんのお弁当を食べました。


しばしの休憩ののち、トロッコ軌道歩きを再開します。
小杉学校の辺りからは、枕木の間に板が敷かれて、歩きやすくなっていました。


楠川分かれという、「もののけの森」として有名な白谷雲水峡への分岐点にもトイレがあります。
健脚な人は、白谷雲水峡~楠川分かれ~縄文杉の往復を日帰りで踏破するのだとか。私には到底ムリであります!


楠川分かれから10分ほど歩くと三代杉が見えてきます。
こういう大きな杉が残るエリアに入ってきたんだなあ。


トロッコ道の脇に現れる渓流はどんどん細くなり、より澄んだ水をたたえるようになります。



まだまだトロッコ道は続きます…


こちらは仁王杉、阿形です。中央の瘤の辺りが仁王様に似ている事からこの名がつきました。吽形は倒れてしまったそう…


いい加減森も深さを増し、そろそろ着かないかな…もうすぐかな…まだかな…とモヤモヤしながら、緩やかな登りのトロッコ道を進みます。
途中で渓流や滝、ふかふかの苔や、屋久島の中央に連なる山々を眺めつつ、早く登山道入口に着かなければと気がせいてしまいます。タイムリミットは10時です。


…という気分で歩いていると、急に写真のような階段が現れます。あまりに突然現れたので、ここが登山道入口だと気づきませんでした。この先にあるトイレ棟を見て初めて「着いたー!」と安堵。


ここが最後のまともなトイレです。
しっかり準備して、いざ大株歩道へ!

後編に続きます。



2017年3月5日日曜日

屋久島に行ってきました-JRホテル屋久島(お食事編)

素敵な館内をご紹介した後は、素敵なお食事を。お食事どころでいただきます。
2泊したので色々なお料理を楽しめました。
まずは1泊目。










プリップリのお刺身、ヤクシカの山河焼き、地魚の包み蒸し、鶏と水菜の水炊き、サツマイモを添えたブランマンジェなどなど、地元の素材を活かした美味しい創作会席料理でした。

2日目はこんな感じ。






ローストビーフ、ホエー豚の照り焼き、お造り、飛魚のつみれ汁などなど、これまた盛りだくさんな内容。デザートはつのまきという、鹿児島本土のあく巻きのような餅菓子です。
2日は特に、トレッキングで死に体でしたので、優しい料理が身体にしみ渡りました…


朝ごはんはバイキングで、品数はとても多く、和・洋どちらでも好きなように組み合わせられます。
写真は洋風ですが、和食系にも手を出したのは、いうまでもありません…


パンがとっても美味しかった。

2017年3月4日土曜日

屋久島に行ってきました-JRホテル屋久島(館内・お部屋・お風呂編)

屋久島での宿は尾之間にあるJRホテル屋久島でした。
前から良いなと思っていた宿で、旅のメインの縄文杉トレッキングにもアクセスしやすく、オフシーズンのため連泊プランでお得に泊まれる…て事で即決でした。
結論としてすんごく良いお宿でした。
何で丸1日費やす縄文杉と組んでしまったのかと、心底後悔するほどに…!
そんなホテルをご紹介。


岬の上に建つホテル外観。全客室で景観が楽しめるよう、多角形の造りとなっています。
オーシャンビュー側でなくとも、雄大なモッチョム岳がお部屋から眺められます。


そうした造りなのでロビーは吹き抜け。客室から出て下を見ると、シックな設えのロビーがあるって素敵です。


お洒落なだけでなく、ロビー奥には広いお土産屋を備えます。美味しいものや可愛いもの、たくさん選べます。


お部屋はスタンダートのツインルームをシングルユース。
窓の外は一面の海です!
ベッドに寝転んで、こんな景色を見ていたら、あっという間に1日が終わってしまいそう…


…と、ベッドの脇にはこんなけしからんスペースもあるのです。畳です。
ここでもゴロンとして海を眺めろと?!一体どこまで私をダメにさせるつもりだ!
気持ち良かったですよ~


リビングスペースはこんな感じ。
木の温かみと、それに合うナチュラルカラーの優しい家具たち。
ゆったりと過ごせました。


縄文杉などのトレッキング目当ての宿泊者が多いため、各客室にはシューズドライヤーが完備されています。私もマイシューズを持ち込んでいたので、これはとても嬉しいサービスでした。


大浴場もこれまたオーシャンビュー。内湯でこの眺めです。いつまでも入っていられますよ。


露天はこんな感じです。
お湯はアルカリ単純泉で優しいとろみがあります。


脱衣所は広々として清潔でした。
コスメがPOLAなのもポイント高し。

お次はお食事編です。