2017年10月15日日曜日

鹿児島ホテル紀行-旅行人山荘

今回ご紹介するのは、霧島温泉郷の名宿「旅行人山荘」です。
ここの温泉は泉質・眺望共に見事で、機会があれば立ち寄り湯を楽しんでいました。
鹿児島に居るあいだに、できれば泊まりたい!でも週末は1人では泊まれない!!
そこでお宿に「2人分の料金払うので、1人で泊まらせてください!」とお願いすると、快くOKして頂きました。
しかも「せっかくですから」と、食事のランクを上げて頂きました!本当にありがとうございました…!


お部屋はスタンダートタイプのツイン。
本当は露天風呂付の部屋が良かったなあ…という気分で訪れたくせに、すごく広くて綺麗なお部屋にゾッコンになりました。


広縁にあたるスペースは一段高くなる板張りで、座り心地の良いソファに、竹箱入りのお菓子が準備されています。窓からは桜島が!


テレビ周りはこんな感じ。コンパクトに纏められているので、お部屋が広く使えます。
荷物台もあります。


女性は色浴衣が選べます。


トイレ・お風呂と洗面台は別スペースに設けられています。広々。


お風呂ドアの外にある洗面台です。


お部屋をひとしきり堪能したら、館内を探検です。
各階のエレベーターホールには、とても大きな窓が設けられています。
季節ごとに変わる外の景色を、まるで後ろの絵のように楽しめる造りです。


フロント前のロビーは相変わらずお洒落です。
旅行人山荘のウリの一つに貸し切り風呂があります。宿泊者は予約制で無料で1ヶ所45分間入る事ができます(外来は1000円で昼間のみ)。
しかし!何と当日の全宿泊組の予約が終わり、まだ空きがある場合は、もう一度無料で入る事ができるのです!
これを勝ち取るために、何回かフロントへ往復する私。迷惑千万…
その甲斐あって、翌早朝の予約ができました♪


こちらは図書室。この日はミニコンサートが催されるようで、それ用にセッティング済みでした。写真では切れていますが、左側に本棚が並んでいます。


図書室脇の屋外喫煙所。いつ来ても綺麗に整えられて、季節の草花が活けてあります。室内から見てもとても良いカンジです。


さて予約もできた事だしと、夕食前に本日分の貸し切り露天へ向かいます。
こちらは大浴場のロビー。これから向かう赤松の湯はここから外へ出ます。


憧れだった、夜の赤松の湯です。
熱めの硫黄泉は、やはり肌寒い夜に入るのが一番です…!
立ち寄りでは昼間にしか入れないのですよ。
木々の間から、霧島市街地の夜景がのぞきます。


赤松の湯の脱衣所建物も、雰囲気あって良いです。
冬の夕暮れ~夜の時間は、鹿と出会う確率が高いそうで楽しみだったのですが、この日は姿を見れませんでした。残念。

貸し切り露天を堪能した後は、お楽しみの夕食です。食事処の広間で、客室ごとのテーブルで頂きます。




決して華やかではありませんが、海の幸がいっぱいの潮御前を味わいました。
写真の料理以外には天婦羅、伊勢海老焼きなどなど。お酒が進む困った献立です。
鍋物に好物の葛切りがたくさん入っていて嬉しかった。スープをたっぷり吸ってすんごく美味しかったです。

食事後はコンサートを聴いたり、大浴場に入ったり、お部屋でまったりしたり…
満喫しました。
そして翌朝のために早めに就寝です。


翌朝5時半。冬の九州ではまだ真っ暗です。
ホテル入口前の散策路から、露天風呂エリアへ5分ほど歩きます。


こちらは単純泉の「もみじの湯」です。がっつりかけ流しです。
紅葉の季節には、目の前の林が見事な景色になります。
この日は貸し切りの湯舟につかりながら、ゆっくりと日の出と朝焼けを楽しみました。


お風呂の後は朝ご飯。
品数が多くて多くて、どれも美味しくて嬉しい♪


食事処の外はこんなテラス。広々とした空がとても気持ち良いです。


朝ご飯の後に、もうひとっ風呂。
大浴場の露天風呂からも桜島が見えます。いつまでも入っていたいです。

霧島には様々趣向を凝らした宿がひしめいており、その中で旅行人山荘はイマイチ地味な印象を与えているかもしれません。
しかし個人的にはまずここをおすすめしたい。
騙されたと思って一度泊まってみてください。

旅行人山荘
https://ryokojin.com/

0 件のコメント:

コメントを投稿