2014年12月5日金曜日

箱根で紅葉三昧・後編

強羅駅でのあまりの人の多さに負けて宮ノ下駅に引き返した私。
実は宮ノ下ではもう一つ訪れたいところがありましたが、まだ開店前だったので先に強羅へ行っていたのです。
戻った頃には開店していたそのお店は、駅近くにある「NARAYA CAFE」さん。
ここでは足湯に浸かりながらお茶を頂けるのです。

遊歩道散策で結構足が疲れたので、どこかでゆっくり休みたかった私にこの足湯はとても嬉しい。
いくら周りが大学生グループや若い親子連れでも、がっつり休む!とおひとり様で足湯に浸かりました。
2~30分は入っていたでしょうか、足はすっかり回復。早川周辺の山の紅葉も見渡せて気分も落ち着き、後半戦への準備はバッチリです。


カフェではお抹茶と「ならやん」というもなかを頂きました。
もなかの餡子は4種類の中から選べるのです。こちらは抹茶餡です。

しっかり休み、人ごみへの覚悟も決めて再度強羅駅へ向かいます。
登山電車もコミコミ、そして強羅駅でケーブルカーを待つ人は先ほどの倍以上・・・!
まあ待ってりゃ乗れるさとのんびり並び、早雲山駅直通の臨時便が先に出るという事でこれに乗りました。
(フリー切符バンザイ)
ケーブルカー沿線はまだまだ紅葉が見頃で、真っ赤なモミジが綺麗でした。



早雲山駅に着くと、そこも既にすごい人!
皆さんロープウェーに並んでいるようです。
どうやらこの時は、中国からの団体客がたくさん訪れていたようです。皆さんとてもウキウキ楽しそう。でも騒がしすぎるという事はありませんでした。
ケーブルカー車内でも、私が落し物をして前の席の中国のおばさまに失礼する事がありましたが、とても丁寧に対応して頂きました。はにかんだ笑顔が忘れられません。ステレオタイプな先入観はいかんなあ・・・

早雲山駅では強羅の山々を眺めるだけにして、こちらは空いている下りケーブルカーに乗車。
今度こそ強羅公園を目指します。
強羅公園に行くには公園上・公園下の両駅で下車すれば良いのですが、公園内をくまなく周る場合は上駅がおすすめです。
なにせ強羅公園内も、ケーブルカーで登りたいような斜面地にあるのです・・・
園内はさすがに階段がありますが、それでも登りながらの移動は結構大変です。
逆にクラフト館での陶芸・ガラス製作体験がお目当ての場合は、下駅から行くと楽です。

強羅公園の入り口は駅から歩いて2~3分。
有名な公園なのに「ここ??」と疑いたくなるような小さな入り口です。可愛いなあと好感を持ちました。
入口内の券売所でフリー切符を見せて入場。この公園は箱根登山鉄道が運営しているためか、フリー切符があれば入場料550円がタダになるのです。
(またまたフリー切符バンザイ)
今後もこのルートはお気に入りになってしまいそう。


公園に入りまず目にするのは、強羅の山々をバックにした西洋風東屋とバラ園です。
秋バラは残念ながらもう終わりかけでした。初夏に来ればすごく綺麗だと思います。
東屋は園内で一番見晴らしの良いところで、こちらも初夏に来ればより素敵な眺めが楽しめるだろうなと思いました。
公園内はモミジなどの紅葉も見頃。ネット情報では「強羅の紅葉は終わり」とあり、そのつもりで期待せず訪れたのでとても嬉しかったです。


落葉も進んでいましたが、おかげでこんな「モミジの中のヒメツルゾバ」なんで可愛らしい景色に出会えました。

強羅公園は、上の東屋の写真の大杉(東屋の後ろに頭だけ出ているヤツ)と噴水を中心に、各施設や植物が配置された造りとなっています。
場所場所で円を描くように通路があり、紅葉だけではない四季折々の植物が楽しめます。
そして中央付近にはレストランと軽食販売があります。丁度ちょっと休憩したいなあ・・・という場所にあるので便利というか、お上手というか。


公園の下の方に行くと、先述のクラフト館など施設が増えてきます。
大正時代に造られたお茶室もあり、この周辺は和風庭園として他とはちょっと違った落ち着いた雰囲気です。
私は入りませんでしたが、お茶室では500円で抹茶とお菓子が頂けるとのことでした。


和風庭園の下には温室エリアがあり、この周辺の紅葉がとても見事でした。


見事な紅葉に大満足、ではでは温室は流して見るか・・・と入りましたが、こちらはこちらでとても見ごたえがありました。
ますはイベント温室にて、クリスマス用の見事なオブジェ。


主にポインセチアで造られています。
周辺にはちょっと分かりにくいですが、綺麗なイルミネーションが巡っています。
ここに入った人々みな大興奮。
脇ではシクラメン鉢の販売が行われていました。もう冬なんだな~と感じるひと時。

そして次の温室、ブーゲンビリア館の中は!


満開のブーゲンビリアです!
まさかこんなに綺麗で華やかだとは思いませんでした!


花のトンネル状態。
こちらも皆さん大興奮でした。
ここは一年中、こんな綺麗な花々が楽しめるのでしょうか?
初夏に来たらバラとブーゲンビリアで、カメラの休むヒマが無さそうですね。

この後はクラフト館とお土産館を見て、強羅公園を後にしました。



いや、強羅公園って今までベタな行き先として一度も訪れませんでしたが、残念な事をしていましたね!こんな素晴らしい公園だったとは。人気があるのもうなづけます。

この後は温泉にでも入って帰ろうかと思いましたが、思いのほか疲れていて、小田原までまっすぐ向かいました。
小田原では駅ビルのハルネにある「菜の花ヴィレッジ」でお茶&ショッピング。ここで扱っている食器類は作家さん直販の素敵なものばかり。以前は高くて買えませんでしたが、駅ビルに移転してからはお手頃のものが増えました。
この日は白磁の湯呑を購入。先日買った漆のトレイにすごく合いそうです。


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