2015年1月11日日曜日

新春神奈川神社めぐり

今日は神奈川県内3ヶ所の神社、弥生神社・前鳥神社・寒川神社を参拝してきました。
前鳥・寒川は御朱印好きの友人も合流です。



弥生神社は海老名市にある総鎮守で、お正月には海老名中から初詣客が訪れます。
3連休の今日も結構ひっきりなしに人の出入りがありました。
こちらの権禰宜さんとお知り合いになったご縁で私もご参拝。ひときわ高台にある本殿からは丹沢の山々が見渡せて気持ちが良いです。


本殿裏手には蚕影(こかげ)神社がお祀りされています。安産・子育てにご利益があるそうです。



松の内を過ぎてこちらにご参拝したのはお目当てがあって…
今年のお正月からお授けが始まった、ご神饌おさがりの落雁と、釉薬を施したかわらけです。
特にかわらけは益子焼の、シンプルだけど暖かみのある素敵な作り。それらが手作りの縮緬巾着に入れられているのです。
巾着はもうしばらく、かわらけは年中お授けOKだそうで、近隣でご興味ある方は是非。


弥生神社を後にして、本厚木駅からバスに乗り向かったのが前鳥神社。
神奈川県は昔の国名で相模国、その中で神社の社格が決められているのですが、前鳥神社は四番目の四ノ宮様です。
こちらは菟道稚郎子という応神天皇皇子が祀られていて、この方が非常に優秀で日本で初めて漢籍を学んだとの伝説がある事から、学問・修学にご利益があるとされています。
学問どころか資格試験、就職試験、果ては業績向上・業務成就と仕事関係にまでご利益を求めて結構大勢の人々が参拝しに来ます。ちなみに菟道稚郎子は記紀の記述が結構ある人物で、関東ではここ一社のみですがお祀りしている神社は他にもあるそうです。


写真が斜めで失礼。
静かな境内にご利益を求めて結構な人数が参拝しています。
友人の方が先に着いていて、ご参拝・おみくじ・御朱印を無事に済ませていました。
おみくじは私は末吉。でも書かれている事はそんなに悪くない…一言多いカンジだったけど…


お守りは各種ありますが、私は仕事守を選びました。
1年つつがなく過ごせますように。


前鳥神社からバスで平塚駅へ、そして茅ヶ崎駅へ移動しまずはお昼ご飯。


すんごい盛りのお刺身定食!とりあえず入ったお店でしたが大満足♪美味しかったです。

そして相模線で宮山駅下車、寒川神社に向かいました。
さすが相模一ノ宮、駅から結構な人!そして神社周辺は結構たくさんの車!
境内に至っては人がごった返していました。


本殿への参拝だけでなく、ご祈祷受付にものすごい人の列…!
寒川神社は神奈川県内から多くの人が訪れる(私の周りでも「初詣は寒川」と皆言う)だけでなく、八方除けのご利益を求める方々が全国から訪れます。神社webサイトでのアクセス説明に、羽田空港からの道順を乗せた神社って初めて見ましたよ…

そして何故か芸能人やテレビ関係の人達に「視聴率祈願の神社」と有名だそうです。都内からはるばる初詣に来る人も少なくないとか。
そのためかすごーく商売っ気が多…いやいや、色々な事に挑戦されている神社でした。八福餅とか…ヒツジのぬいぐるみ(これがまた可愛い)とか…。
あ、方位盤と星空をデザインした御朱印帳はすごく素敵でした。


境内にあった渾天儀(陰陽道での天球儀)オブジェです。格好良かったです。

祭神は寒川比古と寒川比売(昔は寒河神)、天孫系のメジャーどころは居りません。それだけでも珍しいなあと思います。少なくとも平安時代には確実に存在していた神社で、大磯の川匂神社と相模一ノ宮を争う様子は奇祭「相模国府祭」にも登場します(先述の前鳥神社もこの祭りに参加する大社です)。
相模川流域は6~7世紀に集団移住が行われたと考えられている地域なので、おそらくそれから連綿と続いている神様なのでしょうね。


寒川神社にて本日の参拝は終了。
私は行きたい神社に無事お参りでき、友人は由緒ある神社の御朱印を集められて、お互い幸せなプチ旅行となりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿